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健康ワンポイントアドバイス
男性更年期障害
 女性の更年期障害は、自律神経失調症状(顔ののぼせ、火照り)、精神症状(なんとなく体調が悪い、疲れやすい、いらいらする、不安が強い、憂鬱(ゆううつ)な気分)などを主症状として広く知られています。最近では、男性にも更年期障害が存在することが注目されつつあります。
 男性更年期障害の自覚しやすい症状としては、女性と同様の精神症状や、勃起不全があります。そのほか、眠れない、筋肉が落ちて痩せた、骨粗しょう症を指摘されたなども一見無関係のようですが、男性更年期障害の症状である可能性があります。
 前述のような症状がいくつか見られる場合は、男性更年期障害である可能性も考えなければいけません。ただ、現実的には抑うつ状態についてうつ病が主体なのか、男性更年期障害によるものなのかの診断は困難です。また、精神科の薬の一部には性機能障害の副作用のあるものもありますので、注意が必要です。
 比較的若い方の場合はストレスからくる症状であることも多く、熟年期では男性ホルモンの減少が原因となっていることが多いです。特に採血検査で血中の男性ホルモン値の低下が認められた方の場合は、男性ホルモンを注射で補充することで症状の改善が得られることが多いため、一度泌尿器科を受診されることをお勧めします。
2016年8月1日発行 第1808号