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健康ワンポイントアドバイス
これからの自殺防止対策
 日本では、自殺が大きな社会問題になっていて、その防止対策に取り組むことが急務となっています。自殺防止対策は、地域の特性と医学的な見地、双方からのアプローチが必要です。
 江戸川区では、保健所・各健康サポートセンターにおいて、うつ病を中心に情報提供や啓発活動を行ってきました。また、江戸川区医師会では、かかりつけ医に対する、うつ病研修を繰り返し行っています。これからは、行政・民間・医療機関などが協力して自殺防止に取り組む必要があります。
 自殺をする前には、多くの人にうつ病やうつ状態が見られます。自殺の可能性がある人を早期に見つけるには、地域の民生・児童委員やかかりつけ医の役割が重要です。うつ状態の早期発見と初期治療を行い、必要に応じて精神科専門医への紹介も行う仕組みを整えていくことが望まれます。
 周囲の人達は、自殺を考えている人の出すサインに気が付くことが大切です。ふさぎ込んでいる、口数が少なくなった、眠れない、食事を取らない、物事を深刻に考えている、死に関することを口にする、遺書あるいは遺書めいたものを書いている、包丁やロープを用意している、身辺の整理を始めたなどは、うつ病やうつ状態、あるいは死を覚悟しているサインと考えられます。
 「自殺を口にする人は自殺しない」という思い込みは間違いです。放っておかず一人で悩んだりしないように、できるだけ早く民生・児童委員や保健所・健康サポートセンターに相談させたり、またはかかりつけ医を受診させたりするなどのことを考えてみましょう。
2015年2月1日発行 第1749号