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健康ワンポイントアドバイス
急性膀胱炎
 膀胱炎は、排尿痛・下腹痛、頻尿、残尿感などの症状が出る女性に多い細菌による感染症です。膀胱炎になったときには抗生物質による治療が必要ですが、日常生活でも心掛けていただきたいことがいくつかあります。

【1】 水分は少し多めに取ってください。水分は、水だけではなく、お茶、コーヒー、スポーツドリンクなどでも結構です。ただし、糖尿病や肥満の方は、甘い飲み物は避けるようにしてください。1日の尿量が2000ミリリットル以上というのが一つの目安です。

【2】 薬は決められたとおりに内服してください。膀胱炎の症状は内服開始後すぐになくなる方もいますが、途中でやめると再発することがあります。その際、余っている抗生物質を自己判断で内服する方もいますが、抗生物質を内服してしまうと、原因となる細菌を調べても出てこないことがあります。また、膀胱炎のような症状で実は膀胱炎ではない間質性膀胱炎、過活動膀胱など、ほかの病気もありますので、自己判断での抗生物質の内服はやめてください。

【3】 入浴はしても構いません。むしろ、下腹部が冷えないように日常生活でも下腹部を温めるなどを心掛けてください。膀胱炎は局所を汚くしている方がなる病気ではありません。自然の状態で外陰部にいる細菌は、一方ではほかの細菌の侵入を防いでいます。従って、過度に尿の出口を洗うのは良くありませんのでご注意ください。また、排尿は我慢しないで、行きたくなったらすぐにお手洗いに行くようにしてください。
2015年12月1日発行 第1782号