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ワンポイントアドバイス
痛風
痛風はある日突然に発症します。その症状としては、足の親指の付け根が激しい痛みを伴って赤く腫れあがります。たいてい1~2週間で治まりますが、治療をしないで放置しておくと、その後何度も起こります。
この痛風の発作は、血液の中に尿酸という体の老廃物が多い状態(高尿酸血症)が数年以上続き、尿酸が関節の中に沈着することによって起こります。関節内の尿酸の結晶を白血球が排除しようとする反応が、痛みや腫れとして現れるからです。さらに尿酸は腎臓にも沈着して障害を起こします。
痛風にかかるのはほとんど男性で、特に20歳代から50歳代の働き盛りに集中しています。飲み過ぎ・食べ過ぎ・肥満・ストレス・運動不足があると尿酸が溜まりやすくなります。また、高尿酸血症の人は、糖尿病・高脂血症・高血圧など、ほかの生活習慣病にもなりやすいことがわかっています。生活習慣病は、主に尿酸が溜まる原因と同じ、生活の乱れによって起こってくるからです。そのため、痛風や高尿酸血症の食事・運動療法を行うことは、糖尿病などほかの生活習慣病の治療や予防にもなります。
痛風発作が起こったり、健診で尿酸が高いと言われた人は、①肥満にならないように食べ過ぎに注意する、②お酒は控えめに、③ストレスを溜めないようにする、④軽い運動を定期的に行うなど、まずは日常生活の見直しから始めましょう。
2006年2月1日発行 第1411号